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2014年2月2日(日) 久しぶりに島を想起してみた。

「自然環境の問題に取り組んでいると、わかるのは実態は絶望的であること。
でもなんで続けるかというと。。。
人はじゃあ、なんで死ぬのに生きなければならないのか?という問いと同じです。
一人一人の心のありようなんですよ
一人が変われば、というか、変わることそのものに意味がある」

とかなんとかそんな話を、ラジオ番組の中で、自然環境問題に取り組む専門家が話していた。
その話の中で
祭りの話も出てくる

「祭りというのは、自然への感謝だったんですね」
「へえ、そうだったんですか〜」
とロハス派のパーソナリティが驚きと感動を表現しながら間の手を入れる。

このひとはキャンドルナイト提唱者だったらしい。
キャンドルナイトなんていうある意味「きれいごと」な言葉を聞くたびに思う
「暗闇なら知っているよ」(正確には「知ったよ」だけど)

暗闇というもの
自然の力の前での無力感
自然環境の変化の生活への直接の影響
祭りのこと。
人間にとって急速な近代化が始まる直前までいかに生き延びることが大変で、自然次第だったか
だから祭りが感謝というよりは、感謝しないと祟られるから怖いから、くらいの真剣さで行われていたはずであることを
島の数年感で体験したことを改めて思い出した。

島に来る前は、神社は観光地でありデートスポットであり、戦争や天皇制や神社神道を想起させ重苦しくて嫌いだったけれども。
神社?いまではすっかりイメージが変わった。

そう、自分は変わった。
人々が「それ」を「わからない」のが、もどかしい。
でも、数年前に島の桟橋に降り立った自分は
あまりの暗闇に驚き、混乱しただけだった。
(ちなみに、島の復興も進んだので、桟橋の照明も改善されてしまっている)

もどかしいといば、
このラジオに出たおじさんは
「一人が変わること」を楽観的に受け止めている

でも、島で働いた数年間、このことには苦い思い出しかない。
島はあまりの人口の少ない。だから「一人」が内地の数百人、数千人、数万人分の力を持っていた。一人が変わればすべてが変わるくらい影響力を持っていたことを思い出した。
内地の数万人、数百万人分の1の存在でしかないとき、一人が変わると世の中変わる、ってえことが、とても素晴らしいことに見える。きらきらきらめいて、ぜひその問題に取り組みたくなる。しょせんはパーセンテージの結果をだせばよいのだし。
しかし、各々が百分の一だったり、1分の一の存在だったりすると、それが、一人一人の「個」の変化にかかってくる。
一人が変わることの大変さよ。というか、一人を変えることのあまりの野心さよ・・・

数万人のうちの数十人が変わる方が、実は手っ取り早い。

「もう、(ある特定の)一人が変われば、一気に良くなるのに」
と他人に成長と変化を求め怒りつつ
10分の1瞬間くらいの短い時間だけ、「じゃあ自分は島にいながらにして、仕事の専門性を少しでも高められるのか?成長できるのか?」と振り返る。
そんな不味い事実には気付きたくもない、そんな観念は、さっと島の数十mの風に投げ入れて塵にしてしまう。
無理なのである。自分には。
そんなことよりも、今日今の困難や強い風や雨と闘っているのだから。

成長とは、これが成長だと定められたxとyがある次元で起こすことであり
社会の変化の影響のただ中に身を起き、常に相対的な価値の中にいて、はじめて見いだされること。
百人分の一どころか、数分の1だったり、1分の一だったりする絶対的な存在である間は、非常に困難だ。
ほとんどの人間はそんなに有能ではない。
比較対象物や自分を照らし出す概念や価値観のない社会でも、自分の成長を促せる人がいるのかいないのか、現代ではそのような場所に存在することが難しいだろうからいるのかいないのか知らないけど、そこまでの能力を持った人が生まれてくる可能性は低い。
というか、そのような「社会とはいえない社会」で、これが現代的「社会」だという場所で「良い」とされる「成長」を自分に起こしても、それは「その社会とは言えない社会」では「あいつちょっとおかしい、ほっとけ」という評価しかもらえない。
というかまじめに、その「社会とは言えない社会」では、「成長」ではなく、迷惑なくらいなのだから。

おかしい。それに、それはまさに島の社会だった。
そんな話を思いついたのではなくて、

つまり、そうだ、その環境問題に絶望的な事実を眺めつつも諦めずにいたいとうキャンドルナイトさんの話は、ガンジーの話に続くのだった。
学生の青々しいころに、彼にいたく感動したことを思い出しつつ、その崇高な思想と実践を前に嘔吐しそうになりながら、厳しい仏教の教えも思い出す。結局は個の問題に還る。
非常に面倒くさくて、一番振り返りたくない自分を向き合う作業となる。今の自分は何をしているのか?
う〜そんなだったら、西風に吹き飛ばされそうになりながら頭真っ白になって、荒波の美しさに自分を喪失していた方が楽だ。


だから何が言いたいのかというと
内地の標準的な社会から、島という異次元空間にワープし、
「人間社会」を感じられないほど孤独な地理的環境に身を投じて自然の驚異を生まれて初めて体感し、
内地と島間で起きる常識と非常識の180度転換に時に苦しみ、だんだんとそのぬるま湯感に弛緩しつつ、
内地の方が非常識だと感じるに至り
価値観がすっかり変化したところで
再び内地に戻った。
という、異次元ワープの帰還を果たしたところで

やっと、わかったことがある。
ふふん。





という風に、病気で島にいられなくなった悔しさを合理化したいのだろう。
でも、合理化に成功したら、それはそれで立派な人生経験の成果ってことになる。
経験は全て肥やしにしてやる
人はなぜ病気になるのか、ということもこの度深めることが出来た。これも肥やしだ。
死んでしまっては肥やしももともこうもないけれども、なにかあっても回復できれば結果オーライだ。
死ぬ寸前まで人間は成長し続けるという話だから。


(と、いぜんならこのあたりで美しい海の写真をいれるところだけど、いれることができず歯ぎしりだ。それは悔しさから哀愁のようなものに変わりつつある。これも成長だ。)
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2013年11月23日(土) 

今週の月曜の朝、うまい具合にここ伊ヶ谷の港に船が入り、うまうまと港から徒歩5分?で帰宅。
そこまではよかったけど、朝寝しているうちに、氷のような物がものすごい音をたてて降り注ぎ、そのあとは、もうひたすら

西風。

何日吹いただろうか。

月、火、水、木、金、、、五日間も!
日中も、雨戸を開ければ降り注ぐ潮で窓が曇り、
海の方を見ると、もはや[灰色」に変色した空気の塊が、ざ〜〜〜と海上からこの港の谷を這い上って行くのが見える。
やっと咲き始めたハイビスカスも、潮風の当たらない場所に避難させてみたけど、しょぼんと塩枯れしてきた。

この、海の西風。
ちっぽけな島のはじっこの海岸に住んでいると
陸地のシステムと、海上のシステムの影響とどちらを受けますか?って言ったら、そりゃ、海だわ。

内地の人間には、ここに住む鷹を真似るカラスのホバリングを、人間も手を広げれば簡単に出来そうな、、、、この西風を〜〜
内地の人間は、想像すら出来ないはず。
だって、私も、想像できなくなる。
島では日常でも、内地に帰るとだめだめ。ありえなすぎて。
特に風が強まる夜、家中が何とも言えない悲鳴のような叫びのような大きな音をたて、床がぐらっと揺れ、家を根こそぎ吹き飛ばされそうに感じるあの風。
カンザスにいきたいのよ靴の踵を3回鳴らして、なんてなことが毎晩なありえない風の暮らしを、すっかり忘れるもの。

「風の暮らし」
言葉にしてみてびっくり。
素敵じゃないか・・・・・

まあ、いいや、それで、久しぶりに風がやんで小春日和。
昨日まで、うっとりするほど、荒れて何メートルもあった波は静まり・・・
凪いで晴れれば、やはり常春の島。天国。この青い輝く海と、どこまでも透明な光、美しいプリズムを作る空気。

今日は、船が、錆から出たみたい。つ〜〜〜とここを通過して左手、北の目指して行った。
午後2時半くらいかな。
夜の8時半か9時には、東京湾の桟橋に着くはず。

201311232

穏やかな旅を!
写真を撮っていたら、やっぱりふんわりと火山ガスが匂った。
慌てて、家中の窓を閉める。
今日は警報はこちらに出ていないから、脱硫装置の出番はないことを祈るばかり。
でも朝から、耳鼻科系はやられて、呼吸に合わせてぴいぴい音をたてている。
とんでもない高感受性者だ。レベル1どころか、たぶん、レベル0.01で反応している。
特技とか収入に結びつけられたら良かったけど。
まああんまり敏感でぐったりするのが早すぎて、坑道を行くときのカナリアの代わりにもならないかも。

201311231

来週末には、また上京。
11月に入ってから、ずっと療養生活、というものをしている。
島にあっては、ネットがなかったら不可能だったと思う。
次の上京で、ちょうど食料が切れそうなので、ちょうど良い感じ。
今日のように、穏やかな日に出られると良いけど。


おまけ
201311233

グリーンフラッシュ、を期待した夕焼け空。
厚い雲の下から太陽がいよいよ顔を出した。
不思議なことに、水平線の真上に雲があるのかどうかは、太陽が通過しないとわからない。
快晴のように見えていたのに、実は厚い雲があったりする。
今日は、もう一つ薄い雲の層があって、大きな大きな、黄色からほとんど緑色になった太陽を二つに分けた。
水蒸気が多すぎたのか、それは沈む瞬間に「フラッシュ」はしなかったけど
赤から黄色、グリーン、ほとんど青い色に色を変えて行く太陽を見ることが出来た。
しかも今日の太陽は、おまけ!っていうくらいに大きかった。
そんなこと一生のうちに何回もあることじゃない、ということに、
驚いた。

2013年10月27日(日) 台風27号28号の跡

毎週毎週お騒がせな台風ウィーク、いや、台風月間が続いている。
台風が来るぞ、というと、なぜか、台風が来る日を目標に生きてしまうので
台風が行ってしまった後は、気が抜けたような、じゃなくて気が抜ける。

で、また次の台風が来ないと、何もスタートできない。そんな体の時計になってしまう。

台風26号の爪痕があまりに大きく、10月18日金曜日の夜、とうとう駐在が来た。
大島効果、と浮かんでしまったけども・・・
ちゃんと決めてあるのを、駐在さんが帰った後に知人からネットのコミュニケーションで教えてもらったんだけど、
何も私が「急傾斜崩壊危険区域」に指定してある崖の下に住んでいる!
と騒がなくても、この一帯は「土砂災害」のうんちゃらなんちゃえらという物に指定されていて。ちゃんと対応をすることになっていたのだった。
それは、土砂災害「警報」がないように、・・・・「土砂災害警戒情報」という物しかないように
村の防災マップの災害、津波だ泥流だの地図にも何にも載っていない。
し、住んでいる人も知らない
という不思議なものなのだ。

まあ、ともかく、今回、ほんとに(?)ヤバいときには、村が「やばい!」と考え
そして、[村」だからこそ、一軒ずつの家々を駐在さんが回ってくれて、
しかも
車で[迎え」に来てくれる。
いや、それがいつもだと思っては行けない。大島効果だったんだ。
大島がなかったら、こんな細やかな対応があったとは、考えられない。

でも、隣に誰が住んでいるのか、どこの誰がどこに潜んでいるのかさっぱりわからない(警察は把握しているのかもしれないけど)都会とは、全然違う待遇で命が守られる仕組みがあることが判明した。
一軒ずつひとりずつ車に乗せて避難なんて、都会じゃむりむり。

というか、私が中年女の独居で、どこで働いていて、もしかしたら年齢まで、それにうっかりどっかで口が滑ってしゃべった「過去」・・・・まで、もう秘密でも個人情報でもプライバシーでも、ないのかもしれない。
というか、そんなことがプライバシーだと思わなくなってしまった私の感性。

それで、金曜日は台風の進路と雨量を素人ながら気象庁の情報を駆使して、「大丈夫」と判断して、避難しないと決断し、ながながひきずった風邪で熱もあったのでさっさとパジャマでご飯を食べていたら、駐在さんが来た。
「勧告が出るとしたら3時過ぎになると思います」
だから、
その晩は、結局、
「迎えが来てくれたのに、着替えます、とか荷物を、とかあ、薬がないとかで待たせてはいけない」
と靴下をはいて、パジャマを普段着に変えて、髪がボッサボサだから帽子をかぶららなきゃ、とか、思ったより長引いたら歯磨きもしたくなるし、311では化粧水がないのが避難所で女性は辛かったって言うし、とかガサゴソガサゴソあるかないかわからない避難勧告の支度で、交感神経が優位に。

結局、海の音が急に大きくなり、雨の音と思って目が覚めたのが2時くらいで、
避難勧告が出てここは土砂崩れするのかもという晩に
いかにも、近づいてきた・・・・・と雰囲気満点で海鳴りが不気味に大きくなっていくのを、1人布団の中で息をひそめて聞く夜。
ここは小さな小さな離島。大きな海に囲まれているだけだ。あるのは、海だけ。
その海の向こうから台風がやってくる。
海岸に、、しかもこの一帯は空き家ばかりで、人が住んでいるのは海から数えて二軒目、
風のよく当たる崖に建った木造の小屋のように小さい家。
都会のように密集して家が建っている訳でもなく、隣で何かあったって風の音や海の音がうるさい日には、都会以上に「隣のことはわからない」
かなりな孤立っぷりだ
なんてところに住んでいるんだ、と我が身が信じられなくなった。

しかし、トイレに行きたい・・・と生理的欲求にちょうど負けておき上がろうと思ったときに
ガタゴトガタゴト家が揺れ始めた。
「ま、まさか、もう崖が崩れてきちゃったの?」「いやそんなことはない」
ともかく、人間の欲求を満たさねば、歩くも逃げるも出来ないよ、とトイレにいる間も揺れ続けていた。

そのあとはもう、雨はものすごい音で降るし
マグニチュード7.1だ、津波注意報だ、でまたパソコンに釘付け。


台風に大地震が重なることがあることを生まれて初めて知った・・・・
ほとんど冗談で「雨量が大雨がお得意のこの島でも、地震が来たら崩れるんじゃん?」と考えたけど[確率が低すぎて予測するに値しない」と打ち消していたのだけど。
もうちょっと大きい地震だったら、この島も、雨に揺れで崩れたのかもしれない。


まあ、そんな台風通過だったので、ほとんど寝不足。おつかれさん。

台風が行った日曜日は何も出来ずほとんど寝て過ごした、
おかげで熱が下がり、ちょっとだけ体重が増えた。

これは今朝。
昨日までは、海に流れ出た土砂で変色していた海も青に。
秋晴れ!とはいかないけど、そこそこ晴れて、まあまあ洗濯物が乾いた。

20131020

久しぶりにドライブに。
ガソリンを入れに、島の反対側の集落に行くのでドライブをせざるを得ないとも言うけど。
台風と、台風の影響、というもので、天気が悪い日ばっかりだったけど、実に穏やかで、太陽の日差しも夏のように日焼けの恐怖をさほど感じさせず、快適な島の海岸沿いのドライブ。

これは、もう「新鼻新山」というには、鼻がかけちゃった・・・新鼻新山。
台風26号は、海岸沿いの色々な物を壊して流していった。

201310201

サタドー岬に考え事をしにいこうと思った。
昔は観光名所だったけど、今は誰もいない。
足下に、・・・・・
201310202

この辺りは売りに出ていたんだけど、看板が、販売終了でおろされたのか。まだ絶賛販売中なのに台風の風で吹っ飛んだのか、わからない。
外国、どこかヨーロッパにある島のような風景が広がり
今は廃墟になっている、あの家を直して住んで、毎日鳥と海と風と、雄山だけを相手に暮らすのも
なかなか詩的だと思う。
201310204
それは、定年退職後の年金暮らしが良いな
などと妄想しながら
でも、商売柄、そのような独居高齢者が、要介護状態になったときの面倒を良く知っている。
それは、「健康であれば」の場合だけ、そのような生活は孤高な文学で、風の詩の世界だ。
まあ、虚弱な私には無理。

201310203


サタドー岬で、崖の下の海を覗く。
怖い怖い。
この島の海は本当に美しく、透明で、恐ろしい。
まだ台風の跡のうねりで荒れていた。
この崖に、鵜のだと思われる白い糞がいくつか見えた。
垂直な崖のほんの少しの凹みで休むんだろう。巣も作るのだろうか?
まさに、生々しい「ダーウィンは来た」の、野生の世界。
鵜に生まれなくてよかった。こんなところで寝るなんてやだもの。


ガソリンスタンドでは、「ウォッシャー液」がでないのは、モーターが壊れたせいだろうって言われて、
がっくり。
車にこの四年でいくらつぎ込んだろう。
あれこれあれこれよく錆びる。

島を一周して、帰ってきたら
思わず叫ばずにはいられない夕陽が海を照らしていた。
そんな、これは!という風景は一瞬で、車から降りて携帯を手にした頃には、また違う光景になっている。

201310205

この夕陽が、いったん雲に沈んだ時、グリーンフラッシュさながらに色が変わった。
ということは?
と期待してはいたのだけど・・・・

201310206

グリーンフラッシュは閃光のように見えるそうな。
今日の太陽は、夕陽の色はこんなにも変化していくのか?と驚くくらいに、オレンジから黄色に変わり、
黄色まで来たなら次は緑でしょ〜青でしょ〜
というところで沈んだ
沈んだ瞬間に、瞬いたのが何色だったか。
秘密。

201310207
夏が終わってしまえば太陽が沈んだあとは、寂しさと厳しさしかない。この、まだ薄暗い時間の波が良い。
急に音が大きくなり、荒れ始める。風が強くても内地のような寒さはない。
白い波と書いてしまえば簡単だけど、本当に「白」いのだ。

夕陽ばっかり見ていると、目に黒い陰ができたり、実際目が悪くなりそうで、いつもビーチコーミングをしながら海岸を徘徊している。
今日は、台風で岩から引きちぎられた
海綿?やらフジツボがたくさん落ちていた。
この間、大きな流木を拾って背負ってきた。のに乗せてみた。
貝はいろいろ使えるけど、フジツボと海綿くんたちは実はあまり用がない。
海綿は洗って実務で使ってみるか???

これは、たぶん動物たち。
植物と違って、動物というだけでぐぐっと身近になるのはなぜなんだろうか。
同じ動物でも、人間とは全然違うどうにもならぬ運命だ。

201310208

自分が今日まで無事に生きていることが奇跡なのかもしれないけれども、そんなことさえ感じないで済む今日の命と平和に感謝。

2013年10月19日(土) 台風26号と27号の間

肩周囲炎、だか、腱鞘炎、とか、まるでリウマチになったかのような症状に悩まされている
たぶんパソコンを悪い姿勢でやっているせい。
だから
文章少なめに・・・といきたいところだけど

世間では大島の被災が、話題らしい。
うちは、テレビのアンテナがとうとう壊れてしまい、テレビが映らなくなったのでNHKも解約
とてもあっさり解約できた
たぶん都内だったら、地区担当者とかが確認に来たんじゃないのかな〜
最初に電話したときのお姉さんは、そんなことを言って脅してきた。
「来てくれよ。この離島まで」と、頭に来て、家の中で一暴れして
それから、NHKの番組への意見を言うメールフォームで「解約」と通告したら。
今度ばか丁寧なお兄さまが電話してきて、「解約承りました」とな。

都内でもこんなに簡単に解約させるんだろうか??
他の人が解約しようとしても、テレビを捨ててあるか見に来る勢いだった。
ここに来るには、相当な人件費と船代、宿泊費。船が欠航したときの仕事の調整など必要になる。
そんなで
島には色んなサービスが「離島を除く」で来ない
修理は出張サービス系は、ほとんど対象外。
費用をかけて、面倒な梱包をして送るか、安い買い替えをするか。

そこで島でうっかり買い替えたら、「オープン価格」の功罪で、ばか高い買い物をすることになる
だから、ネットは欠かせない島の暮らし。

それに、ちょっとどこそこが痛い、とか、なんか具合が悪い
とかで、一般内科、と歯科以外の診療にかかることが、できない

花粉症で耳鼻科に。
目が痛いから眼科に
アトピーだから皮膚科に
評判が良い、あっちの歯医者に

とか一切できない。
内地は贅沢だ。

別に島の診療所でよければ、何でも診てくれる。
それでよければ。あ、でも平日の午前中のみ。
うっかり「急患」でないのに、午後とか、土日に行ってしまったら、診察拒否はされないけど
看護師に嫌みを言われた、
医者に怒られた

という話は、まあ普通に聞く。
仕事を休んで診療所に行けば、そこは島で一番盛り上がっている社交場だ。
「誰だ?」「どこのもんだ」と一斉に待合室の患者にじろじろ見られ

まあ、私はやっているから人もやっていると思うけど、ひとしきり「あれはどこで働いている、どこに住んでいる誰それで」「〇〇で病院に来ているんだ」と暇つぶしに話題を提供することになる
(かも、しれない。誤解かもしれない。)

何が書きたかったのかというと、肩こりが悪化して手がしびれるので、ちょっと駅前の整形外科か整体に
行きたいよ
てこと。


で、大島で台風で
この間の26号の直後は写真を撮ったけど、そのあとは仕事
しかも、台風の残した強い風が続き、海は時化模様
そこになんかしらないけど、前線だか、低気圧高がちょっとできて
今夜は大雨で風も強くなる。
で、島を出て東京に行く人は、行ったら帰って来れないとか
来週半ばに帰ってくる予定の人は、今度は台風27号で帰って来れないとか騒いでいる。

来週は、ずっと雨の予報。
26号は、直前までお天気が持ったような気がする。
今度の台風は、早くから雨、雨、雨

大島の土砂災害は、温暖化によるむちゃくちゃな雨と最近多くなった表層崩壊のせい?
島は見る限りでは、溶岩の上にもろい、手でぼろぼろ崩せるような柔らかい地層が薄く乗っているように思っていた。
内地のこういう崖崩れを見るたびに、島にはこんなに土がなくてよかった
なんて、思っていたけど、どうなのかな?
2000年の噴火のあと、雄山などの高い山々も下の里も火山灰が半端なく積もり
土石流が発生して、火山ガスもあって緑が島の緑が枯れ果てて

これは2年くらい前の写真。
ここは、雄山をぐるっと巻いた立ち入り禁止地域の脇の環状林道。
まだガスが強くて、自然の回復もこれからの地域。
もやもやと灰色に見えるのは、なんと朽ちた倒木
崩れゆく島の上の方を、実は砂防ダムなどの工事が守ろうとしているのだった。
こういうものの、下の方に人々は住んでいる。
でもたくさんの砂防ダムが出来たので、安全?
201310194

こちらは、村の防災マップ
http://www.miyakemura.com/pr/bo-map.pdf

大島のことがあって、改めて確認した。我家は津波では洗われてしまう地域にあった・・・
我家に上がってくる階段の入り口は、古い溶岩で出来た沢沿いの細い急坂の道にある。
その沢は、泥流注意。
となると、いざって時には孤立することになる?
まあ、このマップには書いていないけど、そもそも家がある崖一体は「東京都指定崩壊危険地域」だかなんだかの一番下にある。(一応、コンクリートで崖を止める工事がなされている。ちなみに、近所の砂浜には残念なことにそういう工事のコンクリートと鉄骨が崩れ落ちていた、今じゃ。そこに砂が積もってほとんど見えなくなってきたけど)

島は、噴火で土地が増え、海と風、雨が削る運命、
・・・・・砂が積もるのは、港湾工事のせいか、自然現象かわからないけど。

そして、この沢をずっと上の方には大きな砂防ダムが二つもある。

この沢を、2000年噴火のときには土石流が襲って、急坂の何軒か上の家は、大きな木が突っ込んで壊れたらしい。
今、雨が降らなければカラカラに乾いた沢、しかも深さは4〜5mはあるように見える深い沢を、ものすごい勢いで大量の火山灰や土、岩、木々が流れていったとは、想像もできない。

だから、災害にあうときは、いつでもそんなはずはなかった、んだと思う。
26号の台風が来て、「土砂崩れがどうしたの情報」(聞き慣れないので覚えられなかった)がこの島にも出た時、
そして、台風の進路がいつも外れてがっかりなのに、外れそうにないのがわかり
なぜか、ますます「大丈夫」と思う人間の心理を知った。
いよいよヤバいことが現実味を帯びてくればくるほど、人間って「大丈夫」「面倒くさい」「逃げるなんて恥ずかしい」「ていうか、雨風強くて出られないし」と逃げないほうへ行くらしい。
それは、地震の予知なんかで、確率を低く出すほど、人々が騒ぐ、という原則に似ているのかも。

で、私の友人は「公務員だから、同じ公務員が防災対策で夜通し勤務でいる、避難所に行けない」と考えたらしい。
私も、「避難所の受付が、いつも顔を合わせる役場の人だったら、うわ〜やだ」と思いながら避難所へ向かった。
なぜ、避難所に行ったかというと、それは、テレビを見ていた家族から「行け」と言われたから。
たぶん、遠くにいるほうが危機は客観的に見える。
心配は外れて、受付にいたのは「まだ」知り合いでなかった役場関係の人だった。
でも、一回顔を覚えたら、今度からは、買い物や車で通りすがりに気がつく関係になる。
そのおじさんが「避難した方が良いよ」とさらっと言ってくれたので、「まるで私が災害弱者的な羞恥心」みたいなものから解放され、ほっとできた。
これが、知りあいの公務員がいたのだったら・・・・う〜〜ん
しかも、名簿がどんと置いてあって、氏名住所、どの部屋に入るかが来た人にわかるようになっていた。
私も島の人、なんとはなしに知りあいがいないか見てしまった。ていうか見えるだもの。

結局、避難施設はものすごく快適で

201310193
久しぶりに因縁のNHKをさんざん見て、それから、とても安全でプライバシーの保たれた個室で休んだ・・・
たぶん、風の良く当たる木造の我家にいたら、泣いていたであろう恐ろしい風もほとんど聞こえず。

次の日、海は大変なことになっていた。
201310192
この海岸の集落は海抜0というか、ぱっと見た目には盛り上がり続ける浜より低く見える。
高齢化率70%
いざってときは、車がない人は、自力で延々と坂道を歩いて登らねばならない。
そして、高齢者の運転免許返納は推奨されている。うまくいかないもんだ。

2000年の避難で懲りた?人々は「次は逃げない」と口々に言う。
その理由は、ないちゃ〜が「何いってんですか!人名が一番大切」なんて軽く言えない重い事実に基づいている。


でも、結局、荒れ狂う自然が美しいのも事実。

201310191





2013年10月14日(火) たぶん台風前々日


今日は、昨日ほどは秋晴れってわけにはいかず、少し湿度高め。
そこに一応南の島の太陽が降り注ぎ。暑い、暑い
でも日陰で風に当たっていると、ひんやり
午前中は、ぱっと見は海も凪いでいて、何事も起きなさそうだけど
実はうねりがあって、すでに海の状態は良くなかったらしい。

201310141
この写真を撮ったのは、私の住んでいる島の北西から、5キロくらい南に行ったところにある集落の港の上。
ここは、「港を守る」工事が進んでいて、テトラポットが、こんな・・・
こんなに積上った。最近の事件。

午前中、ちょっとこのブログの文章でときどき盗作拝借している、島のことを書いた本の筆者、今はおじいさまになっている人の大事な温室の窓を閉める、という口実にかこつけて、
台風でどうせだめになってしまう畑の作物の、お裾分けにあずかりにいったあと、
カフェで台風話をして恐怖を高め、、、、、

家で遅い昼ご飯を食べていたら汽笛。
台風の前は、いつもたいていここに船が入って
そして、やがて欠航して
低気圧が通過する。

201310142

午後に向かって海の音はどんどん騒がしくなり・・
今日のサンセットも、雲がなければグリーン!グリーンフラッシュ来たかも!な色の変化を見せていた。

201310143

ともかく、
台風26号は「大型で非常に強い勢力」のまま北上していて
明日の夜にはかなり接近の模様。
明日の朝、起きたらいつものように天気予報が変わっていて、進路も変わるかもしれない
変わるかもしれないけど、今のところ
島のほとんど上を通過の見通し。
島では、今、一番の話題の的。であることは間違いない。
明日の夕方?島じゃ18時は夜だから夜の予報では、かなりやばい・・・・
あんまりすごい数字で、現実感がないけど・・・・

15日18時の予報   
強さ     非常に強い
存在地域 足摺岬の南南東約500km
予報円の中心 北緯 28度50分(28.8度)
    東経 135度30分(135.5度)
進行方向、速さ 北北東 30km/h(17kt)
中心気圧 935hPa
中心付近の最大風速 45m/s(85kt)
最大瞬間風速 60m/s(120kt)
予報円の半径 160km(85NM)
暴風警戒域 全域 330km(180

プロフィール

Author:シアン
用途)個人的な日記です。
注意書き)ときどき、嘘、大げさ、作り事が含まれます
謝罪)読み手によっては不快感を覚えることもあります。
免責)事実を伝えるためのブログではありません。

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